第26回無料診療キャンプ報告(By宮城島) 2017年09月24日 最後のお仕事、そしてコトレンゴで子供たちと触れ合う(9月23日診療最終日)

昨日は外来中、いつもと違う腰痛(シャープな痛みではなくて、なんとなくおもだるい感じ)に見舞われ、診療が終わるまで辛かった。診療後大道寺さんに鍼を打ってもらい少しは改善したのだが、今度は夕食後に発熱。なるほど、あの腰の症状は、風邪の一部だったんだ。同時に下痢も出現。これは飲みすぎかもしれない(笑)。だたし、このキャンプ、何人のスタッフも下痢や体調不良を五月雨式に起こしている。全員が一気になるのではなくて、今日は誰、明日は誰。幸い一日程度で回復し復帰してくるが、ケータリングの昼食などが問題なのだろうが、それ以外でも常に気を抜いてはいけない。昨日も現地スタッフが鉄補給のための石(本当にその辺にころがっているような石なのだ)を持参して、食べてみろと勧められたら食べないわけにはいかない。かみ砕くとざらざらした砂のようになり、決しておいしいとは思えないのに、これがやめられないのだとはどういう味覚をしているのだろうと思ってしまう。その石だって決して衛生管理をされているとは思えないので恐る恐る口に入れた。加えて、押し寄せる患者の多くは風症状を持ってくる。マスクをしているとはいえ、免疫のない日本人には試練だ。
それでも真夜中にペインキラーと抗生剤と眠剤を速攻で飲んで(日本ではこんな服薬は決してしない)、熟睡した結果、なんとか復活した気分。今日も予定通り任務を全うできそうだ。

歯科の二人と小児科の三人そして看護師の二人は朝からコトレンゴへ行き、子供たちのメディカルチェックを行う。残り組はプムワニで午前中診療をする。
来てみたら、半日で閉めるはずなのに長蛇の列。コトレンゴに向かうはずだった小児科医も急遽加わって朝の波を処理してから出発となった。

ロキソニンなくなりました~。パラセタモールも終了で~す。目薬なくなりました~。次々と薬剤師の青山さんの悲痛な声が響く。いつもは金曜日で終わるクリニックが土曜日の午前にまで延長し、さらに予想を上回る受診者で薬の在庫処分もいよいよ底をついた格好だ。
最後に薬局の棚卸をして、午後にコトレンゴで合流。

HIV陽性の孤児たちが暮らす孤児院は遠い昔イタリアの聖職者コトレンゴによりはじめられた団体が管理運営している。昨年初めて訪問してから、稲田先生とマジュマが子供たちのカルテをエクセルに整理し、定期的にサポートするようになった場所だ。初めて医療キャンプに参加した仲間たちにもここの存在を知ってもらい、余裕があれば、子供たちとスキンタッチ交流をしてほしい。そんな意図で全員が集合するようにしたのだ。

ついてみると先発隊は昼食もとらずに子供たちの健康状況、栄養状況、口腔状況、そしてCD4などのデータのチェックをしていた。その傍らで、我々は診療の終わった子供たちと折り紙を折ったり、小児の体重測定を手伝ったり、小児科、歯科には申し訳ないがのんびりと過ごさせてもらった。しかしナイロビ郊外にあるコトレンゴセンターの立地条件は素晴らしい。空気もおいしいし優しい。プムワニとはえらい違いだ。外に出て思いっきり深呼吸をした。
とにかく、これで医療キャンプは終了した。小さくはない疲弊感と脱力感が残るが、達成感もそれに等しい。これがまた来年へのモチベーションになるのだろうか。そんなことを考えていた。
夜はエチオピア料理だ。復活したおなかを満たすのはどの肉料理だろう。

 

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